スモッキング刺繍の特長

スモッキング刺繍服には、手刺繍とミシン刺繍があります。
手刺繍のものは、細かく寄せたヒダ山の上を、ひと山づつ針ですくって刺繍を施していくため、手間がかかりますが、ぷっくりと膨らんだ立体的な刺繍を実現できます。 ミシン刺繍は機械によるスピード仕上げで、量産には向きますが、個々の刺繍はどうしても平面的な印象となります。

プリティステッチでは、手刺繍にこだわり、スモッキングの特長を引き出すため、糸の質、色、始末にまでこだわって、ひと針、ひと針丁寧に仕上げています。手間を惜しまぬ職人の努力が、存在感のある美しい装飾を実現しています。

 

 
 
スモッキング刺繍服の工程

まずプリーツを作ります。
完成品の3倍もの幅の布を用意し、プリーターと呼ばれるプリーツを寄せるためのニードルマシーンを使用して、ひだを寄せていきます。プリーターは、通常、16行、24行、および32行の幅で提供されており、メーカーには、主にRead社とAmanda Jane社があります。

出来上がったプリーツに針を折山の間から出し刺繍を施していきます。
 

 

<標準的な伝統刺繍の種類>

1.ケーブルステッチ:2列のタイトなステッチで、交互に並んだギャザーの列をつなぎます。

2.ステムステッチ:最小限の柔軟性を備えたタイトなステッチで、一度に2列のプリーツを1つの重なり合う列に糸を下斜めに刺します。

3.アウトラインステッチ:シャープなくっきりしたラインが描けるステッチ。ステムステッチに似ていますが、上斜めに刺します。

4.ケーブルフローテート:4列のギャザーを横切って3列のステッチで施す手法。

5.ウェーブステッチ:水平と斜めと交互に刺していきます。ステッチの幅が小さくなるので、ベビーウェーブとも呼ばれています。

プリティステッチは、これらの伝統的で複雑な刺繍技法に加え、ポイントとなるお花やリボンの デザイン 刺繍を施しています。